祖父の建てた祭室をみる
牛小屋前でまってると、この里の村長さんがこられました。
私がナミイモに問い合わせて、ナミイモが派出所に問い合わせて、派出所から村長に話が行って見つかったわけです。
待ってた場所から車で1分ほど先に車をとめました。
村長さんから話を聞いたスニムが、
「祭室まであるって!」と言われましたが、
私は祭室がなにかわからず、?でした。
車を降りて村長の案内について丘を登ると、
ジャン!!あった!
私たちが写真でみた石碑!
お祖父ちゃんの名前が書いてある!
こちらがむかしの写真❗
手がかりにした写真はこれ!
多分建てたばかりの時。
私たちは石碑にばかり目がいって、まわりというか、全貌がわかっていなかったのですが、石碑のまわりは
立派な門構えの建物でした。
実はお祖父ちゃんが建てたのはこの屋敷のような、祭室と呼ばれる建物でした。
門構えが立派すぎる。
中にはいると、こちらが祭室といわれるもので、ここは一族が祭祀(チェサ)といわれる法事を行う場所です。
こんな立派な建物があるとは、露知らずで、一体これはなんなのか、私達は呆然。
ただただ驚いて。
敷地内にはまだいろいろ石碑がありました。
この石碑には、先祖の歴史とお祖父ちゃんがどうしてきたかということが書いてありました。
ぎっしりと
みんな、見てみる。
漢字が多くて助かる
お祖父ちゃんが最後に骨を埋めた私達の故郷の高山のことも書いてある!
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祭祀の準備
私達がいろいろみてるうちに、ナミイモとスニムが、さっさかと祭祀の準備を始めました。
ほんとうにありがたい!
私達がここまで準備することは、できないし、お坊さんとその奥さんだから、勝手がわかってるしスムーズにすすみます。
この場所で祭祀をしようとしてたら、近所からわらわら人が来て、祭室を開けてくれました。
スニムも着替えて、祭室の中に祭壇を備えました。
こんな感じかな。
あっというまに立派なお膳が‼
韓国の儒教に従う独特な法事の形式です。
もちろん私達も日本でこのような形の法事をずっと行ってきました。
ありがたいことに、スニムがきちんと韓国式のお経を唱えてくれます。